2008年11月24日月曜日

麻生総理のあっそう

32年前に「ペットが殺されたから」という理由で元事務次官を殺した事件。ペットよりも人間の命を軽く考える思考。僕には全く理解できない。

 人間の命を大事に考えないことを無意識ながら行っているのが麻生首相だ。漫画が好きなのは良いけど、実生活を漫画の世界に入れて欲しくない。というのは無理な注文というもの。

 漢字は読めない、人の心に関心を持たない、ひたすら自身と財界にだけ関心を持つ政治。「何とか金」という1回こっきりの2兆円のばらまきの後に3年後から未来永劫にわたる消費税の増税。これを持ってなにが「庶民首相」なのか。先日の早稲田の居酒屋での飲み会も実は自民党「青年部」だけの集まりであったことは承知の事実。まさにパフォーマンスもここまで来たか、ということだ。そこまでしないと今の麻生内閣は崩れるのだ。

 昨日までペルーのリマで開催されたAPEC。麻生首相は各国首脳と会談をしたが、誰が麻生首相との会談をまじめに受けたのだろうか。僕はまじめに受けた首脳の国を信じることは出来ない。(2008.11.24)

2008年11月14日金曜日

麻生「おままごと内閣」はどうやって政権をほうりだすのか

小泉「郵政改悪」政権、安部「放り投げ」政権、福田「無策」政権と続いてきた日本政府は、ついにどんずまりにまで来てしまった。麻生「無能」政権と言うべきか、「ボクちゃん」内閣と言うべきか、早い話が子どもたちのおままごとのような政治が続いている。

 先日の「定額給付金」というものはいったい何なのか?「国に金がないから消費税を上げる」と言いながら2兆円もの「つかみ金」的なものを何の根拠も示さずに国民にばらまくという。何を考えているのだろう。何にも考えて無くて、その場その場の思いつきで口走り、それを「喋ったから実行しなくっちゃ」とばかりにしてるのだろう。そして、3年後には消費税という悪税の上昇が待っている。「金持ちをさらに金持ちに、貧乏人をさらに貧乏人へ」という麻生内閣の政策が実施されるのだ。

 11月13日の各紙の社説は一斉にこの「定額給付金」の事について疑問を投げかけている。また、テレビの街頭録音でも有権者は「あまり意味がない」という発言をしている。このTVの有権者の発言を「TV局が恣意的にとりあげた」というのは全く当たらない。有権者のほとんどの声だから仕方がない。

 麻生内閣が発足して半年が過ぎた。その間、首相の言うことと、担当大臣が言うことがかなり違っているのは、この内閣がまとまっていないことの証であり、国民の麻生内閣に対する支持・求心力よりも内閣自身で麻生氏に対する信頼感がないからではないだろうか。すでに末期的内閣である。

いつ、どうやって麻生氏は政権を放り出すのかが「注目されるところ」であろうし、楽しみだ。

2008年11月10日月曜日

JAZZは聞くものか?

11月30日に僕が習っているヤマハ音楽教室の発表会がある。
僕はJAZZとアンサンブルの教室で習っているので、両方に出演する。
曲目はJAZZは「鈴懸の径」、アンサンブルはモーツァルトの「狩り」。

クラシックのことはともかくとして、JAZZはアドリブがあったりソロがあったりで大変。今回はアドリブはないけどソロはしっかりとある。

JAZZの演奏をしていていつも思うんだが、JAZZは「聞くのが一番」と思う。

ブランデーグラスを片手に誰もいない部屋でロッキングチェアーに背をもたれて、暖炉の火を見ながらJAZZを聞く・・・。そして、時折ため息をつく。

でも僕には出来ない。もちろん、我が家には暖炉はないけど。

JAZZを聞いていると「えっ、そんなフレーズってありなの?」とか「格好いいなあ」などと思ってニコニコしてしまう。
そして「よし、今度のレッスンの時に吹いてみよう」などと、大それた考えを持ってしまうから。

絵画にしろ、写真にしろ、小説でもいい。
自分の気持ちやいいたいことを「表現できる場」があることは素敵なことだと思う。僕がJAZZクラリネットを始めたのも、もちろん、先生のお誘いがあったから(今では反省されてるかもしれないが)であり、音楽で自己表現が出来るからであると、今更ながら思う。

そしてクラリネットを吹いてるときは実に気持ちの良いものである。

やぱっりJAZZは演奏するに限る。

2008年11月8日土曜日

田母神「論文」と防衛大のレベル

 現役の航空自衛隊の最高幹部である空将・田母神航空前幕僚長が、自身と関係の深いと言われるホテル・チェーン『アパグループ』主催の「真の近現代史観」をテーマとした懸賞論文に応募して300万円の賞金を獲得したという。

 その「論文」なるものは「日本は侵略国家であったのか」というタイトルで、僕のプリンターで9枚になるものだが、文字のポイントが大きいので、人によっては6ページで収まるぐらいの物である。

 一読して感じたのは、この「論文」のどこに新しさがあるのか、ここに書き連ねた事柄を具体的に証明する物はいったい何なのか、ということである。

 たとえば「1928年の張作霖列車爆破事件」は「少なくとも日本軍がやったとはできなくなった。」としている。その根拠に「マオ」(ユン・チアン)「黄文雄の大東亜戦争肯定論」そして櫻井よしこ編「日本よ「歴史力」を磨け」をあげている。これらの書き物は田母神氏の「意見」に沿った物を取り上げた物であって、何ら客観性はないし、これまでの戦争肯定論と全く同じ事を述べているに過ぎない。
 現代のいわゆる「歴史学者」と言われる秦郁彦教授ですらそのあたりのことは事実に基づいて発言されている。

 一読して防衛大学卒業生はこの程度の知識や理解力しかないのかと思う。
 
 いまから10年ぐらい前の話になるが、防衛大の山岳部がヒマラヤに挑戦したドキュメントがテレビで放映された。そのときのことだが、カメラマンやスタッフは何ともないのに、防衛大学山岳部の諸君は疲れ果てていた。そのとき僕は「防衛大の学生はたいしたことはない。俺たちの方が優れている」と思った。
 
 そして今回のいわゆる「論文」。体力もそうだが知力もたいしたことがない。

 石破前防衛大臣や安部元総理の取り巻きが戦争について威勢の良いことを言っているが、彼らは民主教育や、憲法を守るといった基本的な事を学んでない。戦争を「かっこいい」とか「やっつける」といった全く空虚な事を夢見てるノー天気な人たちではあるが、実に危険な人たちなのだ。

 もう一度日本国憲法を読んで見ませんか。
 もっとも彼らは日本国憲法を「関係ない」と言うでしょう。
 そのような人がいる限り、戦争という悲劇はなくなりません。

2008年11月6日木曜日

はじめまして 2008.11.6

はじめまして。
羽矢氏といいます。勿論、仮の姿です。
後期老齢医療だとか、1回数万円(それも1桁台)を政府が国民に配っただけで、今後永遠に増税が続く社会など、生活がしにくくなってます。そんなことをいろいろ書き連ねていきたいと思っています。
どうぞよろしくお願いします。

さて、昨日はアメリカの次期大統領に民主党のオバマ候補が勝利をおさめました。現大統領・ブッシュのやり方に米国民も愛想を尽かしたのでしょう。理由のないイラク侵略とその後の従属化、そしてサブプライムローンによる世界経済の破綻・・・。
 
 それでも日本政府はアメリカの政策を無条件で、いや、何の疑いもなくノー天気に支持しています。

 そんな日本政府を許したのは日本国民であることは明白です。そんな日本の政治姿勢を変えるために、総選挙が必要ですが、麻生内閣はその気が全くないようです。いや、そればかりか、悪名高き消費税を上げようとしています。

 一刻も早く総選挙で自民党・公明党内閣を倒し、民主的な政府を作りましょう。

 とりあえず、ご挨拶代わりにちょっと書いてみました。